開発の流れ
事業の流れ
事業開発の作業工程では様々の分野の専門家が関わり、調査を行って、計画を練り、その上でファイナンスを組成し着工に至ります。風力発電を例にその事業開発の概要についてイラストをもとに解説をします。
当社は適地を選定し、事業化に向けた可能性を検討するための各種調査など開発業務を行う事業発掘会社として位置付けられます。発掘した適地で事業化できる可能性の高い案件につては、これを更に確実に事業化すべく各種調査を行い事業を設計・組立をデザインすることで、事業構想を計画への具体化していきます。主に着工できる段階まで(具体的にはファイナンス関連諸契約の締結または着工に至るまで)を担うことをミッションとしています。事業の流れを示したフロー図では5段階に分け、そのうち当社は主に開発業務のPH-01〜PH-03の3段階を担っています。
小型案件の場合では、これらの開発業務を2〜3年掛けて独自に或は他社との提携により行っていきますが、大型案件の場合は、リードタイムが5年以上と長いこと、開発費用負担(リスク)が大きいことなどから、開発の初期段階においてリスク負担が可能な事業者との提携や財務体力のある第三者(大手企業等)をスポンサーとして招聘するなどにより事業化を推進しています。当社は事業毎に異なる地域性やパートナー企業の要望、外部環境等に応じて最適なストラクチャーを設計し、開発以降の発電所の建設・運転保守管理についても当社が事業主体としてになっていくこととし、そうでない場合にも事業の継続性の観点から様々なかたちで事業に長期的にコミットして参ります。